救いの水

救いの水






なぜ人を救わなければ


自分が救われないのだろう




救いも循環なのか




ただ溜まるだけの水は


腐敗し悪臭を放つだろう




幸い人の救いはつねに


尽きることなく流れている


多くはそれを溜めるだけで


どんより濁らせ腐らせている


皆気づいていないだけなのだ


救いは新鮮な水と同じだ


溜め込んでいるままでは


救いに気づかず淀むばかり







2014.7.8

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