宿り蛾
絢爛(けんらん)豪華な御召し物
剥ぎ取った中は襤褸(ぼろ)だった
樹液を啜(すす)る蛾の大群
密生した頭から管を出す
自ら飛び立つことをせず
蠢(うごめ)くだけの羽と脚
生き長らえている由(よし)は
ただこの蛾どものためなのか
むしり取ってみたとても
次から次と生まれ来る
腹わたの奥の奥こそ
炙り追い出す火はあるに
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
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宿り蛾
絢爛(けんらん)豪華な御召し物
剥ぎ取った中は襤褸(ぼろ)だった
樹液を啜(すす)る蛾の大群
密生した頭から管を出す
自ら飛び立つことをせず
蠢(うごめ)くだけの羽と脚
生き長らえている由(よし)は
ただこの蛾どものためなのか
むしり取ってみたとても
次から次と生まれ来る
腹わたの奥の奥こそ
炙り追い出す火はあるに
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