ふきのとう

ふきのとう






雪の重みに堪えかねて


ぼくは春を想います


花も虫もなにもかも


ふわりふわり浮き上がり


色とりどりに混ざり合い


そのまま雲になるのです


そうしてどこか遠くへと


風に連れていかれます


いったいどこへ行くんだろう


きっと見たこともない世界


ぼくもひとつの色として


雲に混じってゆけたなら


雪の重みに堪えながら


そんな春を想います










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