一秒の暮れ
もしも大晦日に
もしも時が止まって
しかも二十三時五十九分
五十九秒というところ
あと一秒というところで
家中の時計は止まり
銀座の大時計も止まり
歌舞伎町のカウンターの時計も
祝砲を待つ腕時計も
次の年へは行けぬ恐怖
次の年へは行けぬ安堵
時が止まるとそこに
恐怖と安堵があった
そんなことを想ううち
とっくに祝砲は上がっていた
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
誰かの独り言を聞くのが好きな人へ
一秒の暮れ
もしも大晦日に
もしも時が止まって
しかも二十三時五十九分
五十九秒というところ
あと一秒というところで
家中の時計は止まり
銀座の大時計も止まり
歌舞伎町のカウンターの時計も
祝砲を待つ腕時計も
次の年へは行けぬ恐怖
次の年へは行けぬ安堵
時が止まるとそこに
恐怖と安堵があった
そんなことを想ううち
とっくに祝砲は上がっていた
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