いつになれば変わるのか
それとも変わらないままか
蝉のさなぎは樹を登り
止まったままで動かない
いつしか夏は過ぎ去って
枯れた葉っぱが舞い落ちる
それでもさなぎは背中から
外へ出てゆくことをしない
変わることを恐れれば
空を飛ぶことはできやしない
変わることを恐れれば
その樹で死んでしまうだろう
雪がちらちら降ってきて
渡り鳥は北の空
蝉のさなぎの背中には
抜け出た跡がついていた
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
行き詰まっていると感じる人へ
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