白い舟
手を差し延べることさえ
まるで何もできなかったあの日
きみは白い舟にのって
遥か彼方へ行ってしまった
波打ち際に座り込んで
光射す水平線を見る
潮風はつんと鼻を弾き
乾き始めた藻屑を濡らす
あれからずっと待っているのに
白い舟はやって来ない
きみを連れて行ってしまった
白い舟はやって来ない
きっとぼくは違う舟を
探さねばならないのだろう
ぼくは立って砂を払い
長い影の方へ歩み出す
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
次に向かって進むべき人へ
白い舟
手を差し延べることさえ
まるで何もできなかったあの日
きみは白い舟にのって
遥か彼方へ行ってしまった
波打ち際に座り込んで
光射す水平線を見る
潮風はつんと鼻を弾き
乾き始めた藻屑を濡らす
あれからずっと待っているのに
白い舟はやって来ない
きみを連れて行ってしまった
白い舟はやって来ない
きっとぼくは違う舟を
探さねばならないのだろう
ぼくは立って砂を払い
長い影の方へ歩み出す
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