貝の首飾り

貝の首飾り







ひと気のない海岸



寝息のような波打ち



ひと片(ひら)の小さい貝殻



よく見ればあちらこちら



足元のものをひとつ



拾って透かす目の上



生み落としたのは太陽



いまその近くで光る白



なぜこうも美しい輪郭



そして美しいと思う人間



そこら中に散らばる美



繋ぎ合わせれば首飾り








0 件のコメント :

コメントを投稿

詩集『ふじちょう』をamazonで購入