挟むひと
彼は挟んでいる
落ちている芥(ごみ)を
口紅付きの吸殻
液体入りの空缶
ハズレと書いた蓋
酔い狂ったレシート
同じ道を通れば
また何かが落ちている
そして彼はまた挟む
それは同じ動作である
来る日も来る日も
挟み続けている
いつしか溜め息も
出なくなってしまった
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
地球環境と人間生活を考えている人へ
挟むひと
彼は挟んでいる
落ちている芥(ごみ)を
口紅付きの吸殻
液体入りの空缶
ハズレと書いた蓋
酔い狂ったレシート
同じ道を通れば
また何かが落ちている
そして彼はまた挟む
それは同じ動作である
来る日も来る日も
挟み続けている
いつしか溜め息も
出なくなってしまった
0 件のコメント :
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。