濡れた羽根

濡れた羽根







両手を拡げてばたばたと



はばたかせてみるけれど



見える景色は変わらない



いつになったら飛べるのかな




よく遊んでいた公園は



巨大なビルの下になった



あの頃はいともたやすく



飛び回っていたのにな




飛べなければ歩けばいい



昼間の濡れた月が言う



空を飛ぶ君にはわからない



悔しいけれど歩いている








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