落書きの未来

落書きの未来







教室の隅っこで



ぼくは未来を考える



それはまるでたわいもない



落書きのような未来



はっとして前を向くと



黒板の字は消され



ぼくを残してまわりだけ



少し先へ進んでいた



慌てて追いかけても



待ってくれることもなく



やっと追いついたときは



ほめてくれたりもしない



教室の隅っこで



ぼくは未来を迎えてる



待ってくれることのない



未来へとまだ進む









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