蛹(さなぎ)という生き物がいて
一生を蛹で暮らす
彼が望んだわけではない
生れてみたら蛹だった
彼は疑うこともなく
蛹なんだと思っている
思うということさえない
ただひたすら生きている
時々背中がもぞもぞと
違和感があるときがある
それが羽であるなんて
どうしてわかるはずがあろう
それでも彼が今の彼を
疑うことができたなら
もしかしたらその羽は
春風に舞うかもしれない
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
なんだかくすぶっていると感じる人へ 自分のことを分かってもらえない人へ
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