すべり台の空

すべり台の空






自由に空を飛ぶ人を


首が痛むまで見上げてる


すべり台の上に立ち


見様見真似で飛んでみる


地面はすぐさまやってきて


足をくじいてうずくまる


悔しさばかりがこみ上げて


ちくしょうとばかりくちをつく


自由に空を飛ぶために


僕はなにをしてきたろう


すべり台の下に座って


僕はなにを見てきたろう


日が暮れるまで本を読み


時折上から滑っただけ


それでも諦めちゃあいけない


だって空はそこにあるんだもの











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