二つの楼閣

二つの楼閣






砂上の楼閣


なんてすばらしい


たとえ砂上でも


触れることができる




ぼくがいる楼閣


まるで蜃気楼


手を伸ばしても


感触ひとつない




あぁ心の奥が


触れたがっている









0 件のコメント :

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

詩集『ふじちょう』をamazonで購入