さし風(かぜ)
なまぬるい風を受けても
なんとも思わなくなった日
融けた重みで雪が
僕に覆い被さった
這い出るためにもがき
再び息をしたとき笑った
冷たい頬の感触が
ひりひりと神経を撫でた
生きている不思議と
生かされた不気味に
みるみる雪は消え果て
風が通りすぎていった
やわらかな風ではあったが
もうなまぬるい風はなかった
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
記憶の忘れ物をしている人へ
さし風(かぜ)
なまぬるい風を受けても
なんとも思わなくなった日
融けた重みで雪が
僕に覆い被さった
這い出るためにもがき
再び息をしたとき笑った
冷たい頬の感触が
ひりひりと神経を撫でた
生きている不思議と
生かされた不気味に
みるみる雪は消え果て
風が通りすぎていった
やわらかな風ではあったが
もうなまぬるい風はなかった
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