本丸跡
季節外れの雪華(ゆきはな)が
はたりはたり降るように
本丸跡の平地(ひらち)には
散り遅れた桜舞う
足音久しい石段の
登る二つの影があり
砂が混じった案内の
小さな文字に寄りかかる
人には人の時機があり
時には時の人がいる
本丸に聞こえた衣(ころも)擦れ
いまや青葉の歌ばかり
変わることの無い風よ
風を誘(いざな)う道はきみ
埋(うず)もれた石を踏む影に
またひとつ雪が散る
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
旅に出たいと思っている人へ
本丸跡
季節外れの雪華(ゆきはな)が
はたりはたり降るように
本丸跡の平地(ひらち)には
散り遅れた桜舞う
足音久しい石段の
登る二つの影があり
砂が混じった案内の
小さな文字に寄りかかる
人には人の時機があり
時には時の人がいる
本丸に聞こえた衣(ころも)擦れ
いまや青葉の歌ばかり
変わることの無い風よ
風を誘(いざな)う道はきみ
埋(うず)もれた石を踏む影に
またひとつ雪が散る
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