止まった温度計
旅人は目を細め
砂漠を歩いている
風に舞う砂が
太陽に溶けてゆく
日陰のある建物で
婆やがソーダを飲む
旅人はその中で
地中海の夢を見る
人はいつでも乾杯した
温度計は確か
二十六度であったか
いつの頃か靴には
砂が入り込んでいた
日陰の部屋には
温度計はなかった
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
誰かの独り言を聞くのが好きな人へ
止まった温度計
旅人は目を細め
砂漠を歩いている
風に舞う砂が
太陽に溶けてゆく
日陰のある建物で
婆やがソーダを飲む
旅人はその中で
地中海の夢を見る
人はいつでも乾杯した
温度計は確か
二十六度であったか
いつの頃か靴には
砂が入り込んでいた
日陰の部屋には
温度計はなかった
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