季節のしずく
紅梅のしずくが
ひとつ落ちてきて
春を告げるメジロの
小さな羽根を濡らす
優しかったひとは
もういなくなったから
どこを歩いていても
鉛色の空だったけど
季節はずる賢くて
手品か何かのように
見忘れていた色を
あちこちに振りかける
優しくなるというのは
ずるいことかもしれない
だけど今度はぼくが
そのように生きてみるよ
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
誰かの独り言を聞くのが好きな人へ
季節のしずく
紅梅のしずくが
ひとつ落ちてきて
春を告げるメジロの
小さな羽根を濡らす
優しかったひとは
もういなくなったから
どこを歩いていても
鉛色の空だったけど
季節はずる賢くて
手品か何かのように
見忘れていた色を
あちこちに振りかける
優しくなるというのは
ずるいことかもしれない
だけど今度はぼくが
そのように生きてみるよ
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