善光寺の戒壇
真っ暗闇に向かって
人々は長い列をなす
光のない所では
誰も彼も闇に融ける
脚が消え胴が消え
頭と背中が消えてゆく
いや消えるのではなく
黒い空間に融けたのだ
そこではもう自分はなく
魂だけが浮いている
融けてしまった脚や胴は
錠前によって繋がれる
暗闇が薄まったころ
はじめて息を吸っていた
自分の形を知るのには
光が必要だと知った
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
近頃気づきを得ていないと思う人へ
善光寺の戒壇
真っ暗闇に向かって
人々は長い列をなす
光のない所では
誰も彼も闇に融ける
脚が消え胴が消え
頭と背中が消えてゆく
いや消えるのではなく
黒い空間に融けたのだ
そこではもう自分はなく
魂だけが浮いている
融けてしまった脚や胴は
錠前によって繋がれる
暗闇が薄まったころ
はじめて息を吸っていた
自分の形を知るのには
光が必要だと知った
0 件のコメント :
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。