砂のついた手

砂のついた手






閉じた眼の上に


土砂が振りかかる


人間はこんなにも


無力なのだろうか


手で泥をかき


過去を探してる


抱(いだ)いた期待は


跡形もなかった


それなのに僕らは


いつでも復活した


ざらざらした手を


繋ぎ合いながら


悔しさや悲しさ


困難が積もるほど


僕らはいつだって


今へ繋いできた











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