冷めたお茶

冷めたお茶






会議室の中では


沈黙が続いている


紙の上に視線を


落としたままでいる


うす若葉色のお茶は


すでに湯気を失くした


平面はしらじらとして


底に濃く沈んでいる


地球上では平等に


時が与えられている


どうやって過ごそうと


構わないはずなのだ


お茶の水面がゆれて


ひとりが立ち上がった











0 件のコメント :

コメントを投稿

詩集『ふじちょう』をamazonで購入