ひなたぼっこの猫が
ぎらっとこちらを睨む
しっぽを振っていた犬が
耳を立て気配を探る
川岸に寄る魚影が
さっと水底の奥に散る
前脚をさする蝿が
つとその動きを止める
察するということは
危険を感じるということ
察する人がいつか
いなくなるのだろうか
安心安全が第一
危機感のない世の中
察する人になるため
危機感を胸に抱く
2014.12.23
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
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