人類のすばらしき英智は
都(みやこ)の草を薙ぎ払った
裸足で朝日を仰いでも
朝露に濡れることはない
人類は勝ったのか
朝露に勝ったのか
どこかで手を叩いて
歓声を上げているか
朝露が人の涙に
変わったことも知らずに
めぐる巡るよ
ただただ巡るよ
どこかが塞がれば
どこかで溢れるよ
小さく生えたカタバミの上
銀色の刃が嗅ぎつける
2014.9.23
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
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