隙間風
雪国で育ったひとは
扉の隙間が気にかかる
南国のひとにはわからない
隙間風というやつを
こいつが妙に冷たくて
毛穴のひとつひとつから
芯のほうまで入り込み
身を震わせてしまうのだ
雪国で育ったひとは
隙間風が入らぬよう
常に気を張りながら
扉の閉まる音を聴く
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
イメージを楽しめる人へ
隙間風
雪国で育ったひとは
扉の隙間が気にかかる
南国のひとにはわからない
隙間風というやつを
こいつが妙に冷たくて
毛穴のひとつひとつから
芯のほうまで入り込み
身を震わせてしまうのだ
雪国で育ったひとは
隙間風が入らぬよう
常に気を張りながら
扉の閉まる音を聴く
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