白い左腕
ぼくの左腕が
焼却炉の中で
真っ赤に染まり
あるいは煙になり
最後に残ったのは
細く白いものだけで
一緒に入れたはずの
立派なカブトムシは
どこかへ行ってしまい
少しうろたえるように
白い左手の指は
熱の残る夢を
暫(しばら)くまさぐっていた
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
この頃ココロが揺れていると思う人へ
白い左腕
ぼくの左腕が
焼却炉の中で
真っ赤に染まり
あるいは煙になり
最後に残ったのは
細く白いものだけで
一緒に入れたはずの
立派なカブトムシは
どこかへ行ってしまい
少しうろたえるように
白い左手の指は
熱の残る夢を
暫(しばら)くまさぐっていた
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