星空の決意

星空の決意







夢なんてものは



星空だと思っていた



あんなに満天を



埋めつくしていたのに



人の世にすれては



星ひとつ出なくなった



夢なんてだから



星空だと思っていた



何億光年前の



光なんだと習った



知りすぎることが



星を消すのだろうか



いつの日か僕は



望遠鏡を手にしよう



何億光年前の



光を目に入れよう



夢なんてそうさ



星空ではないんだと







0 件のコメント :

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

詩集『ふじちょう』をamazonで購入