明けきらぬ刻(とき)

明けきらぬ刻(とき)







真っ暗な夢を見た



何もかも宇宙であった



何もかも





夢から醒めても



醒めたのかわからない



わからない





あの人はどうしているだろう



助け起こしてあげられたら



良かったけれど





今日になって強い風が



止んだことはわかる



それだけはわかる







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