タイムアウト
命尽きる渡り鳥の
最期はどんななのだろう
羽根休むときだろうか
それともあぁ雲の中か
終わりゆくそのひと声を
カセットテープにでも録って
伸びて切れてしまうまで
仲間に聞かせてやりたい
だけどそんなことはタブー
未練は彼らを飛べなくする
彼らはゆかねばならない
北へ北へあるいは南へ
ぼくらもそれぞれ別の空を
きっと目指してしまったんだ
命削る渡り鳥の
無情な宿命のように
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。