首飾り

首飾り







長く厳しい道



あぁどこまで続くか



灼熱の上り坂



豪雨をゆく下り路(みち)



吹雪に見えぬ地平



松風吠える海岸



苦労という飾りを



首にきらめかせて



きみはどんなときでも



微笑(ほほえみ)を絶やさない



人を救ってくれるのは



遠いところになんかない



時折眩しい日和に



ようやく見つけ出した



今更なぼくを許して



いつもありがとう









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