屋台

屋台








殻を背負って



今日も仕事場へ



通る人は疎(まば)ら



電球は二つ



時折びゅうと



氷のような風が



片方の頬を



なぐって逃げる



そんな時には



殻の中にもぐり



頬をおさえて



酔っ払いを待つ









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