引く手

引く手






夢のような時間を


本当にありがとう


ぼくは人生において


どん底ばかりだった


幼い時にはもう


親のいない生活


いったい何を食べて


生きてきただろうか


幸せそうな人らを


遠目に見ているだけ


電気屋さんのテレビは


音もせず笑っていた


もういいんじゃないかな


そう思っていた時に


あなたの優しい手が


ぼくを導いてくれた








※本ぶるぅすはフィクションです






0 件のコメント :

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

詩集『ふじちょう』をamazonで購入