紀勢線の窓

紀勢線の窓






列車の窓には


海が映っている


ブルーの光で


こころが晴れ渡る


どうしてあなたを


思い出したのか


人のこころなんて


弱っちいものだ


この列車もいつか


終着駅に着く


それまでの間は


優しく寄り添って










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