血の記憶

血の記憶






光りはどうして


心を動かす?


暗闇はどうして


膝をかかえさせる?


遠い遠い日の


ぼくたちの先祖が


大自然を相手に


生き抜いてきた


晴れ渡る日には


なんの恐れもなかった


暴風雨の日には


焚き火を見つめていた


ぼくたちの血には


遠い記憶がある


光りと暗闇は


いつも傍にある









0 件のコメント :

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

詩集『ふじちょう』─詩的ぶるぅす集─【税込550円】

詩集『ふじちょう』─詩的ぶるぅす集─【税込550円】
本サイトの詩からピックアップして2011年に自費出版したオリジナル詩集。購入をご希望の方は画像をクリックしてメッセージフォームからお知らせ下さい。