背中で燃えている者は
この世の業火というものか
人の断末魔の声や
うめきもだえる声がする
赤々と天を染め
熱が左右に走っている
必死に走り離れても
赤い影は追ってくる
いったい俺らがなにをした
隣りを走る誰かが言う
業火を消すことなどできぬ
誰かの背中で老婆が言う
とにかく今は走るしか
生き延びる道はないのだろう
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
ひとりぼっちだと感じている人へ
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