金ののべ棒を握り
海の底へ沈みゆく
手を離しさえすれば
浮かび上がれようものを
それでも握ったままなのは
執着と言うものなのか
命も危ういのであれば
執念と言えばいいものか
息が続かなくなったとき
そのときこそが分かれ道
あっさりと手を離すのか
それでもまだ握るのか
金ののべ棒は我々に
重い課題を背負わせる
幸福をもたらしてもくれ
辛苦をもたらすこともある
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。