選択なき選択

選択なき選択






子どもの頃に見た景色


それはもうどこにもなくなった


あの小さな川も消えたし


山の緑色も褪せてしまった


代わりに電気仕掛けの絵本や


七色に光る木が増えた


あと何億年かが過ぎると


もう別の世界が広がっている


あるいは戻っているかもしれない


子どもの頃に見た景色に


どっちにしろ僕たちはこれから


変わり続けていくしかないのだ


なぜなら景色は否応なしに


変わっていってしまうのだから












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