もうきみは

もうきみは






押し入れの中


息をひそめて


嵐の音に


耳をふさいだ


ここなら誰にも


見つからないと


自分の息だけ


ずっと聞いてた




もう大丈夫


出ておいでよ


きみは立派な


おとなになった


すでに嵐は


過ぎ去ったから


もう大丈夫


きみは大丈夫














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