黄金の木

黄金の木






ヘドロにまみれ


悪臭たちこめ


一分一秒も


居たくはない


その中に一本


黄金の木が


輝きを放ち


すくと立っている


黄金の木を


賞賛するか


ヘドロの様を


吐き棄てるか


どちらも心が


捉えるもの


ならば黄金を


わたしは見たい











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