旅の空

旅の空






大気が荒れている


気でも狂ったように


旅人は嘆かない


だまって見上げている


先へ進みたいのに


なぜこうなるのだろう


そんなことは思わない


旅人は知っている


嵐のときは嵐で


晴れるときは晴れで


何を嘆いたところで


何も変えられない


変えられるとすれば


己れの心であろう


大気が荒れていれば


それを風情に変える心










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