いい車に乗せられて
うとうとと夢心地
目を醒まして見渡せば
地獄の中にひとりきり
動かなくなったいい車
直す手立てもままならず
喜び乗り込んだときの
ドアーの音がこだまする
行く先すべて任せれば
不平なども言えやしない
槍をもった番人が
炎を踏んで迫りくる
このまま何もせぬままに
彼に引きずられてゆくか
手をつくして悪夢から
解かれる悪あがきをするか
生きるのはどうしてこんなに苦しいのだろう、つらいのだろう。いえ、だからこそ喜びを感じることが出来る。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。
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