カモシカが一頭
崖を昇ってゆく
彼にとってそれは
普通の道と同じ
一歩踏み外せば
生命はないのに
遺伝子は否応なく
彼を崖へと導く
果たしてそのことを
うらやんでいいのか
気負うこともなく
空へと昇ってゆく
その姿を眺めて
崖に手をかけても
この体はやっぱり
昇るには向かない
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
ひとりぼっちだと感じている人へ
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