大波にもまれて
立っているのもつらい
手すりを掴めば
冷たい錆がつく
海流はとめどなく
うねり続けている
小さい船ごときに
産みは知らん顔
遠くを見るんだ
近くを見ていると
ますます酔うみたい
目がぐるぐるまわり
何か吐きそうになる
遠くを見るんだ
古い漁師か誰か
そんなことを言っていた
遠くを見るんだ
2014.12.16
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
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