見渡す限りの草原は
東京にはもうどこにもない
ぼくたちは心のどこかで
いつも草原を欲している
どこまで走ってみても
果てしなく続く大地
足がもつれて転んでも
受けとめてくれる草花
仰向けになれば空に
混線した電柱と電線?
温度調整の回転板から
吹いて出る高温の風
煤(すす)で色褪せた建物
ごつごつとした固い地面
じわじわと痛む体
あぁそうかここは東京か
2014.8.4
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
0 件のコメント :
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。