米つぶの中にいると
どれが自分かわからない
だからある者は白くなり
あるいは黒くなることで
どうにかして自分のことを
存在を確かめようとする
ぼくは白にも黒にも
染まることができなくって
ひとつぶ離れることにより
自分の存在を確かめてきた
そうしてわかったことといえば
ぼくはやっぱり米つぶなんだ
米つぶは米つぶの中へ
戻らなければならないんだ
2014.2.15
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
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