華火大会
蒸し返すような地べたに
並んで座った華火の夜
無声映画を観ているように
光だけが顔を照らす
人のざわめきも聞こえない
炸裂音さえも聞こえない
感覚ひとつきかなくなって
微かな温度を感じはじめた
やがて温度は確かなものになり
熱っぽいものを帯びてくる
空には熱を奪われた華火が
音もなくひらき続けている
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
時には感傷的になりたい人へ
華火大会
蒸し返すような地べたに
並んで座った華火の夜
無声映画を観ているように
光だけが顔を照らす
人のざわめきも聞こえない
炸裂音さえも聞こえない
感覚ひとつきかなくなって
微かな温度を感じはじめた
やがて温度は確かなものになり
熱っぽいものを帯びてくる
空には熱を奪われた華火が
音もなくひらき続けている
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