石垣塀
このありありと続く石垣
築き上げた年月を偲ぶ
手に触れる冷たさには
歴史の雨が染み込んでいる
人の行き来が頼りであった
人の行き来より仕方なかった
ある者は危うく下敷きを免れ
ある者は不幸にも下敷きになった
手の冷たさと湿り気は
苦(にが)い思いが込められている
だからこそ揺るがないのだ
揺らいでしまってはいけないのだ
蜥蜴(とかげ)が一匹石から滲み出て
はるか先をしげしげと見つめていた
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
旅に出たいと思っている人へ
石垣塀
このありありと続く石垣
築き上げた年月を偲ぶ
手に触れる冷たさには
歴史の雨が染み込んでいる
人の行き来が頼りであった
人の行き来より仕方なかった
ある者は危うく下敷きを免れ
ある者は不幸にも下敷きになった
手の冷たさと湿り気は
苦(にが)い思いが込められている
だからこそ揺るがないのだ
揺らいでしまってはいけないのだ
蜥蜴(とかげ)が一匹石から滲み出て
はるか先をしげしげと見つめていた
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