バースデー
わたしが生まれた時のことを
わたしは何ひとつ覚えていない
雪は降っていたのか
太陽は出ていたのか
海は穏やかだったか
風は冷たかったか
誰がそこにいたか
どんな顔をしていたか
嫌な顔をしていたか
それとも笑っていたか
わたしは何ひとつ見えていない
わたしは何ひとつ覚えていない
だけどそれでいいと思っている
そこにいた人が覚えていれば
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
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