春風
人間の抜殻が
あちらこちらに落ちている
風に吹きつけられては
ころりころり転がっている
それらを割って歩く者が
横の連れに囁く
抜殻だから気にするな
意思なんてないのだから
その時抜殻は泣いた
意思のない抜殻が泣いた
いつかぼくも抜殻となり
泣くことがあるのだろうか
それならばせめて風に
風に負けない重さを持ちたい
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
近頃こころが落ち着かないと思う人へ
春風
人間の抜殻が
あちらこちらに落ちている
風に吹きつけられては
ころりころり転がっている
それらを割って歩く者が
横の連れに囁く
抜殻だから気にするな
意思なんてないのだから
その時抜殻は泣いた
意思のない抜殻が泣いた
いつかぼくも抜殻となり
泣くことがあるのだろうか
それならばせめて風に
風に負けない重さを持ちたい
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