片目の鹿
片目が見えないのは
わたしの厭なところを
半分見ないようにするため
片目が見えないのは
あなたの厭なところを
半分見ないようにするため
そう思うことでしか
どうして慰められようか
池に映したこの片目
空の重さがのしかかる
それでもひとつ想うのは
あなたの厭なところが
すべて見えてしまったなら
すべて見えるわたしの目を
わたしを責めていただろう
わたしはやはり片目がいい
あなたの前では片目がいい
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
愛について物想いに耽りたい人へ
片目の鹿
片目が見えないのは
わたしの厭なところを
半分見ないようにするため
片目が見えないのは
あなたの厭なところを
半分見ないようにするため
そう思うことでしか
どうして慰められようか
池に映したこの片目
空の重さがのしかかる
それでもひとつ想うのは
あなたの厭なところが
すべて見えてしまったなら
すべて見えるわたしの目を
わたしを責めていただろう
わたしはやはり片目がいい
あなたの前では片目がいい
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