ものの値打ち
干涸らびたミイラが
王冠をつけ眠っている
書類をかじるネズミが
社長の椅子に座っている
糸屑のような絵画が
我が物顔で壁にかかる
数式と記号の薬品が
ベッドの食膳に並ぶ
寸分狂いなき世辞が
薄暗い階段をつくる
値打ちのないぼくが
一体なんだというのだ
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
誰かの独り言を聞くのが好きな人へ
ものの値打ち
干涸らびたミイラが
王冠をつけ眠っている
書類をかじるネズミが
社長の椅子に座っている
糸屑のような絵画が
我が物顔で壁にかかる
数式と記号の薬品が
ベッドの食膳に並ぶ
寸分狂いなき世辞が
薄暗い階段をつくる
値打ちのないぼくが
一体なんだというのだ
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