水仙
風のような日々を
あなたと過ごした
愚かなわたしには
本当に風のようだった
ここにこうして立ち
衰えた視力で
霞む山並を眺め
荒い息を鎮める
今わたしがあるのは
あなたがいたからだ
便箋の片隅で
水仙が咲いている
もう少し早くに
言葉にできたなら
水仙の涙はきっと
風が乾かしたろう
二羽の鳶(とび)がゆっくりと
輪をえがいていた
生きるのはなぜ苦しいのだろう、つらいのだろう。いや、だからこそ喜びを感じ得るのだ。闇があるから光が分かる。この世はあなたが必要だ。感情回復『詩的ぶるぅすメソッド』申込はメッセージフォームから。
愛について物想いに耽りたい人へ
水仙
風のような日々を
あなたと過ごした
愚かなわたしには
本当に風のようだった
ここにこうして立ち
衰えた視力で
霞む山並を眺め
荒い息を鎮める
今わたしがあるのは
あなたがいたからだ
便箋の片隅で
水仙が咲いている
もう少し早くに
言葉にできたなら
水仙の涙はきっと
風が乾かしたろう
二羽の鳶(とび)がゆっくりと
輪をえがいていた
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